LANのTeamingを考えてみる(その3) 設定編
【LANのTeamingを考えてみる】の第3回目。


ぶっちゃけ「こんな事を考えるのは私だけだろーなー」と思いつつ作業を進めていたり。
なので気になってアクセスログ見てみたら

・Core 2 Duoの同期落ち対策
・Teaming設定

という検索ワードが大半を占めていました。
Teamingに関してはROと言うより、単純にやり方を探しているっぽい感じかな?
なので、設定方法に関してそれなりに詳しくやってみようと思います。
ちなみにもう1個の同期落ち対策はどこかに良いページがあったので、そのうち気が向いたらまとめてみようと思います。


そんな感じで準備ができたら設定に入ります。

まず[コントロールパネル] → [システム] → [ハードウェア] → [デバイスマネージャ] を開きます。
次に[ネットワークアダプタ]の項目を開いて、登録されているデバイスを表示させます。

0800911a

このマザボには[Marvell 88E8056] と [Marvell 88E8001]の2つのアダプタが載っているのですが、詳細を見て分かるとおり使用しているI/Oバスがそれぞれ違います。
Teamingさせる目的が「通信の高速化」なので、今回はPCI接続より速いだろうと予想されるPCI-E接続されている[Marvell 88E8056] の方をプライマリアダプタとして登録することにします。

[Marvell 88E8056]を選択してプロパティを表示し、Teamタブに移動します。
ちなみにこれ以後の表示はすべて英語なので内容がよく分かりませんが、そこは根性と直感で何とかします。
0800911b

This adapter is not yet part of a team.

と表示されているので、まだチームが設定されていない事がわかります。
下の注意書きに何か書かれているので何となく読んでみると、大半はTeaming仕様等の説明になっています。
なので読み飛ばして、取りあえず[Add adapter to a new team]ボタンをクリックして、新規にチームを作成することにします。

※ここからは画像が多く使われています。ご了承ください。
0800911c

新規登録画面が表示されるので、注意書きの欄に表示されている手順に従って作業を進めます。

[TeamName]欄は仮想のLANアダプタ名称を入力し、[TeamingMode]欄はTeamingの動作モードを指定します。

選択できる動作モードは[Basic] , [Static] , [Dynamic] の3つです。

・Basicモード:フォールトトレランス (Fault tolerance)
アダプター部分の冗長化を実現する機能。
アダプターをプライマリー (稼動) とセカンダリー (待機) の 2 種類に設定したうえで、プライマリー・アダプターが他のネットワークとの通信を行う。
アダプター自体やLANケーブル,接続されたポートなどにおいて障害が発生して通信ができない状態になったときに、セカンダリー側のアダプターがそれまでのプライマリー側の設定を引き継いで動作する。

・Staticモード:ロード・バランシング (Load Balancing)
送信の負荷を分散する機能。
アドバンスド・ネットワーキング・サービス (ANS) ドライバーに組み込まれた調整エージェントによって、サーバーからのトラフィックを分析し、宛先アドレスによりアグリゲートされたアダプター群に振り分ける。

・Dynamicモード:リンク・アグリゲーション (Link Aggregation)
複数のリンクを使用することにより、全体としての帯域幅を増加させる機能。
送信または受信などの際、複数のアダプターがそれぞれ別々のネットワーク機器との通信に当たる。
一つの通信相手に対しての速度が向上することはないが、通信に使用するリンクの数が増加するので、クライアント - サーバー間の通信など、複数の通信 (1 : n) を同時に必要とするケースなどで有効。


説明が英語なので正確な事はわかりませんが、たぶん上記のように動作すると思います。
なので、今回の目的からいくと[Dynamic]モードか[Static]モードが選択肢のような気がするので、取りあえず[Dynamic]モードを選択してみることにします。


[TeamName]欄に適当な名称を記入して、仮想のLANアダプタ名を登録します。
後で自分が判る名前にすると良いでしょう。
ここでは仮に[TeamMode]としました。

[TeamingMode]はデフォルトで[Dynamic]だったのでそのまま。

0800911d

入力したら内容を確認して[OK]をクリックし、チームを作成します。

0800911e

表示が消えたら設定完了です。

[デバイスマネージャ]の[ネットワークアダプタ]を開いて、ちゃんと登録されたか確認します。

0800911f

画面のように[Marvell 88E8056]が[TEAM:チーム名]に変更されていれば成功です。

[TEAM:チーム名]アダプタのプロパティを開きます。

0800911g

セカンダリに設定するもう1方のLANアダプタを登録するために[Add more Adapters]をクリックして登録画面を開きます。

0800911h

登録できるLANアダプタの一覧が表示されます。
次に注意書きの欄に表示されている手順に従って[Marvell 88E8001]LANアダプタを選択します。
内容を確認して[OK]をクリックします。

0800911i

表示が消えたら登録完了です。

再び[TEAM:チーム名]アダプタのプロパティを確認します。

0800911j

Adapters in Team欄にチーム登録したLANアダプタが表示されていれば成功です。

ネットワーク接続を確認します。
[コントロールパネル] → [ネットワークとインターネット接続] → [ネットワーク接続]を開きます。

0800911k

Teaming設定する前に登録されていた[ローカルエリア接続1]と[ローカルエリア接続2]が消えて、新たに[ローカルエリア接続4]が表示されている事を確認します。
ここで「1と2が消えたら3だろ」という声が聞こえるかも知れませんが、どうしてそうなったのかは不明です。
たぶん[Marvell 88E8056]をTeaming設定した時に[ローカルエリア接続3]というのが作成されていたのでしょう。

動的IPアドレスを割り付ける場合はここで設定完了です。

静的IPアドレスを割り付ける場合は[ローカルエリア接続4] → [プロパティ] → [インターネットプロトコル(TCP/IP)]を選択して[プロパティ]を開きます。
[全般]タブの[次のIPアドレスを使う]にチェックを入れて、お好みのIPアドレス,DNSサーバー,デフォルトゲートウェイを設定してください。
割付けが終わったら設定完了です。


以上で設定編は終了です。長々とおつかれさまでした。
次回は動作確認編です。
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【2008/09/11 16:48】 | PC関連 | コメント(2) | page top↑
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コメント
参考になりました。
ありがとうございます。
【2010/03/29 19:06】 URL | pana #-[ 編集] | page top↑
IEEE802.3ab と IEEE802.3ad って別で、一般的なhubは対応していない(数万する業務用から)かもしれません。
【2010/07/18 13:38】 URL | 通りすがりの名無しさ #-[ 編集] | page top↑
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